※この小説はフィクションで、実在の人物・団体類などとは一切関係ございません。ご感想は、 Eメールでどうぞ。

−ある日のロトの末裔たち−ローレシアの王子の日記


○月×日 宿屋にて。
今現在仲間はサマルトリアの王子のみだ。彼を探すのには相当てこずった。
なぜならまず最初に勇者の泉に彼がいるという情報を聞いていってみたら、
ローレシアに一足違いでもどったって言うんだ。仕方なく俺の故郷に帰ったら、
もうやつはいなかったんだ。今度はあいつの故郷のサマルトリアに帰ったとか…。
くそう!俺のみにもなってみろ!難度も洞窟や平野を行ったりきたりして、
ようやくサマルトリアに戻ると今度はリリザの町に!…って、ゲ…、聞いたことねーな。
大体俺は方向音痴なんだよ。だから一度行った街にもキメラの翼なしでは戻れねー…ギャ!!
何みてんだよサマルトリアの王子!?え、ごめんって?仕方ねーなぁ…。
なんにもお前のことなんて書いてないから安心しろって言って向こうに向かせた。
ウソだけどすねられるよりマシだ。毎日寝食共にするんだから、
けんかした日にゃ気まずくなっちまうよ。ふう…今日も疲れたぜ。
でも今度はムーンブルグの王女探しか。先が思いやられるぜ…また何日さがしゃいいのかと思うと。
しかもサマルトリアの王子は行動する時ぴたっと俺の後ろについてきやがるし。
おりゃ方向音痴なんだってばよ!まぁこんな事かいても意味ないか…。
あ!そうだ!見もせぬ王女を探すより、俺とサマルトリア王子とでハーゴンってやつを…、
やっつけちまえばいいんだ!俺って頭いい〜〜〜♪
そうと決まったらさあ寝よう!            <日記・完>
 
翌朝おきてサマルトリアの王子に子のことを話したらあっさりOKしてくれた。
ありがたや…やっぱ持つべきものは仲間ってか?で、早速気になるほこらに行ってみた。
敵もたくさんいたけど、サマルトリアの王子の魔法のおかげでずっと楽だ。
ま、敵もレベルアップしてるからそんなことはいえねーけどな。…お、着いた。
それにしても神秘的な場所だな…お、中に人が!入り口ふさいでじゃまだけど…。
いい情報くれるかな?話し掛けてみよう!トントン…。
「あ、ここから先は決められた3人しかとおれないよ。」
ヒューーーーーーーーーーッ…。つーーーーー…。(涙)


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